AC17-5005to5014-ReleaseNotes-JPN

Archicad 17 Hotfix 5 (Build 5014)


リリースノート – Archicad 17 ホットフィックス 5 (製造番号 5014)        

このホットフィックスには、最初にリリースされてからのArchicad 17 (製造番号:4005)の為の重要な修正が含まれています。このホットフィックスはArchicad 17 (製造番号:4005以降)の、すべての製品に適用できます。

このホットフィックスは以下の全てのコンポーネントに適用されます:Archicad、BIMサーバー、BIMサーバーマネージャー、BIMx、MEP Modelerおよびその他のすべてのグラフィソフト社製アドオン。また全てのライセンスタイプ(商用版、教育版および体験版)に適用されます。

インストーラについて:

ホットフィックスはコンピュータ上で 3 つのインスタンスを自動的に検索します。(次の順序で):

  1. Archicad 17(MEP Modeler、エネルギー評価、すべてのグラフィソフトアドオン含む)

  2. BIMサーバー (BIMサーバーと共に自動的にインストールされたBIMサーバーマネージャを含む)

  3. スタンドアロンBIMサーバーマネージャ (これは スタンドアロン BIMサーバーマネージャーを参照します。このアプリケーションはArchicad 17 DVDからオプションとしてインストールできます)

Archicad 17またはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャがご利用のコンピュータにインストールされている場合は、更新をするかの選択が可能です。 BIMサーバーがご利用のコンピュータにインストールされていて、最新でない場合は、自動的に更新されます。Archicad 17が既に更新されている場合で、Archicadコンポーネント (例、MEP Modeler)の1つがまだ更新されていない場合、インストーラがこれを通知しますので、更新するものを選択できます。


チームワークユーザーへの重要事項

チームワーク作業には、全てのArchicad、BIMサーバーマネージャーおよびBIMサーバーが同一のバージョン番号 (または製造番号)である必要があります。

BIMサーバーと異なるバージョン番号のクライアントArchicadを実行している場合、 BIMサーバーに同じホットフィックスをインストールするまでチームワークでの作業を継続することはできません 。(同じBIMサーバーで作業している他のクライアントArchicadも同様です。)

従って、クライアントArchCADまたはBIMサーバーを更新する場合、同一のバージョンになるように 全てのクライアントとBIMサーバーを更新しなければなりません。


インストール手順

  1. オペレーションシステムがWindows 2008 R2 のコンピュータ上でBIMサーバーを実行してる場合は、パッチを適用する前に全てのBIMサーバーのサービスを手動で停止しなければなりません

  2. BIMサーバーのインストールを行う場合はウイルス対策ソフトを一時的に無効にすることをお勧めいたします。

  3. コンピュータの管理者権限があることを確認して下さい。管理者のアカウンを使用して完全インストレーションプロセスを開始して下さい。Macユーザーは、常にグラフィソフト製品をインストールしたり、パッチを使用する時に使用している管理者アカウントを利用して、インストーラーのdmgファイルをマウントして下さい。Archicadコンポーネントが変更されていないことを確認して下さい(例. 名前の変更)。BIMサーバーをアップデートする場合は、当初BIMサーバーのインストール行ったユーザーでログインしていることをご確認ください。

  4. ホットフィックスを実行する際、ホットフィックスは自動的にコンピュータ上の上記の3つのアプリケーションを検索します。コンピュータ上に見つかった3つのアプリケーションのそれぞれに対して、その更新状態が通知されます(「更新済」または「未更新」)。

ArchicadもしくはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーに関して:

  • マシン上に複数のArchicadまたはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーがある場合、インストーラは自動的に1つを検出します。別のものを更新したい場合、[参照]ボタンを使用して指定してください。複数のArchicad / BIMサーバーマネージャーを更新するには、複数回インストーラを実行する必要があります。。

  • インストール済みのArchicadまたはBIMサーバーマネージャーが更新されていない場合、更新しないこともできます。[今は [プログラム] を更新しない] をクリックして下さい。

BIMサーバーの更新は少し異なります:

  • BIMサーバーが見つかり、それが古い場合は強制的に更新されます。ホットフィックスのインストールをキャンセルしない限り、更新をスキップするオプションはありません。

  • 1台のマシンに1つのBIMサーバーだけがインストール可能ですので、プログラムによって特定された場所と異なる場所を参照するオプションはありません。

  • ホットフィックスが実行される直前に、概要パネルにどの場所の、どのプログラムが更新されるかの情報が表示されます。

  • BIMサーバーは自動的に停止し、BIMサーバーのアプリケーションのホットフィックスを実行している間、プロジェクトは中段されます。 クライアント機は新しいホットフィックスのBIMサーバーとチームワークするにはパッチを適用する必要があります。

  • OSの起動時に自動的にBIMサーバーを開始したい場合はBIMサーバー設定ダイアログの [オペレーティングシステム起動時にBIMサーバーを起動] チェックボックスをチェックして下さい。

  • BIMサーバーがインストール後、自動的に開始しない場合は、コンピュータを再起動してください。

ホットフィックスの配置済インストール

配置済インストールの詳細は こちらを御覧下さい。


このホットフィックスで修正された不具合リスト

ホットフィックス 4 (製造番号 5005)のリリース後に修正された不具合

  • 167510 クラッシュ: 立面/断面図で要素のリノベーションステータスを変更または、選択ツールで編集を使用した場合にArchicadがクラッシュしてしまう。 詳しい内容はこちらへ: Help Center
  • 167673 クラッシュ: 以前のホットフィックスのArchicad 17で保存された、特定のファイルを開き、参照を利用するとクラッシュする
  • 167760 クラッシュ: 基準リストで間違ったかっこの利用をすると、一覧表を開く時にクラッシュしてしまう問題。

ホットフィックス 3 (製造番号 4008)のリリース後に修正された不具合

  • 162393 ドキュメント: フルレイアウトと、特定のプロジェクトの断面図が回転してしまう問題。詳しい内容はこちらへ: Help Center
  • 164080 ドキュメント: 作業環境の[追加オプション]>[モデルをレイアウトに配置する際、モデルのズームした範囲を表示するように各図面枠を調整します]が有効にした場合、空枠だけが表示されてしまう。
  • 165550 ドキュメント: 一覧表で整数の値のリストが正しく表示されない。
  • 160250 ドキュメント: 複合平面の屋根の勾配が正しくリストされない。
  • 143997 ドキュメント: 特定のシンボル塗りつぶしが原因でPDFファイルのサイズが大きくなってしまう問題。
  • 158237 ドキュメント: Windowsで保存されたPDFをMacのプレビューで開くと(またはArchicadに配置)間違ったトラッキングでテキストが読み取れない、詳しくはこちらをお読み下さい: Help Center
  • 166656 ドキュメント: 3D切断で太陽と空のオブジェクトをブロックしてしまうと、レンダーされた画像がLightworksで黒く出てしまう。
  • 159404 ドキュメント: レビューアが最新のJavaアプレットで起動しない。
  • 159411 ドキュメント: 新しいリノベーションステータスが定義されている要素が、幾つかのマスタレイアウトで隠れてしまう。
  • 148152 ドキュメント: オブジェクトを一覧表でリストしている場合、配置された場所を元に、どのゾーンに関連しているかの基準がなかった。
  • 158118 ドキュメント: リノベーションとモデル表示オプションでゾーンが上書きされると、保存および印刷されたPDFのリノベーションの上書きスタイルがなくなる問題。
  • 163334 編集: 湾曲梁と傾斜梁でのテクスチャの調整で起るエラー。
  • 163331 編集: 曲線の壁でのテキスチャの調整で原点の設定で起こるエラー。
  • 158581 編集: 要素からお気にい入りを保存する時、変更したIFCのプロパティが保持されない。
  • 161572 編集: フロアにリンクされた要素を最上階のフロアに、コピー&ペーストをおこなった後、リンクのステータスがなくなる。
  • 161862 編集: 編集面を調整するとクラッシュする。
  • 165558 編集: メッシュを編集するとクラッシュする。
  • 165270 編集: 一覧表の基準で1階を選択する事が、次のバージョンでできない: CZE, CHI, JPN, NOR, RUS, USA
  • 164347 編集: 参照線の強制表示のコマンドがドアと窓ツールで動作しない。
  • 161123 162933 編集: オブジェクトのパラメータが断面または立面ビューで変更され、その後他の断面/立面図ビューに移動した場合にオブジェクトの変更内容が保存されない。
  • 160818 編集: サイズ変更コマンドが要素の変更に連続して使われると、要素のポップアップで一度設定されたサイズ変更比率が保持されない。
  • 164149 編集: 面積表示付きの塗りつぶしをミラーすると、ミラーされた塗りつぶしに変更を加えると、面積テキストの位置が移動してしまう。
  • 163894 編集: 切断図でグループ要素の選択と変更した際に、非表示の要素に対して影響がない。
  • 165052 編集: 参照線が有効になっている時、特殊スナップ点を使用してドアや窓を配置すると問題が生じる。
  • 162129 編集: 別の詳細図のビュー内で参照された詳細図の位置が不整合である場合がある。
  • 157406 編集: ゾーンのステータスの組み立て法で”手動”から”内側”に変更された時、正しくなく、更新ができない。
  • 160927 編集: 材質リノベーションの上書きがモルフでは動作しない。
  • 163783 編集: 特定の状況で、ゾーンを更新するとクラッシュする。
  • 160814 編集: メッシュのホットスポットの高さを次々と変更すると、前回に利用したコマンドがペットパレットで保持されない。
  • 160310, 163982 編集: カスタムコーナーの窓やコーナー窓が最初のフィードバックの表示通りに配置されない。
  • 163889 編集: Archicad上で、リッチテキストと画像の貼り付けができない。
  • 159768 エネルギー評価: 特定の状況で、セントラルボイラー残りの負荷時間の計算が間違っている。
  • 161508 エネルギー評価: 冷却と換気の補助システムデータがレポート.xlsから欠落する。
  • 160025 エネルギー評価: 新しい冷房機器のデフォルトシステム特性が間違っている。
  • 165033 エネルギー評価: 開口部の日射パーセントの不一致が発生する可能性がある。
  • 165218 エネルギー評価: エネルギー評価の計算が終了せずに、エラーメッセージが表示される。
  • 160923 エネルギー評価: 特定のファイルで、ローカルヒートポンプが温水製造するサービスで使用されている場合、下水の計算が間違っていた。
  • 162053 エネルギー評価: 給湯暖房や下水が、特定の状況でエネルギーバランスに表示されない。
  • 159888 エネルギー評価: ボイラーシステム -> 熱損失値は、シミュレーションの結果に誤った影響を及ぼす可能性があります。
  • 165258 エネルギー評価: 日射吸収率がツリービューには表示されない
  • 166044 エネルギー評価: 環境設定ダイアログでラジオボタンを利用するとArchicadがクラッシュする
  • 161037 エネルギー評価: レポートの冷却数量の値がエクセルのレポートと一致しない。
  • 161507 エネルギー評価: ヒートポンプやソーラコレクタが暖房に使用されている場合、再生可能エネルギー源のターゲットは、ソースによるエネルギー消費の章の2番目と3番目の棒グラフから欠落していました。
  • 163880 エネルギー評価: 一部のポリゴンが分割されていなかったため、エネルギー評価で警告メッセージが表示される可能性があります。
  • 161509 エネルギー評価: 特定のファイルで地域冷房が使用された場合、補助電気がレポート.pdfに表示される。
  • 160058 エネルギー評価: 特定のファイルで集中冷却機器の最大容量でも、冷房需要を満たすことができませんでした。
  • 161589 エネルギー評価: 特定のファイルでエネルギー量を冷却するレポート.pdfのエネルギー消費の章で間違っていた。
  • 160922 エネルギー評価: 特定のファイルで給湯暖房のヒートポンプのエネルギー消費計算が間違っていた。
  • 161454 エネルギー評価: 特定のファイルで冷却機器が使用された場合、エネルギー源とターゲット数量がレポート.pdfで間違っていた。
  • 161465 エネルギー評価: 特定のファイルで冷却機器が使用された場合、ピーク冷却データがレポート.pdfで間違っていた。
  • 161489 エネルギー評価: 特定のファイルでヒートポンプの一次エネルギー計算が間違っていた。
  • 160944 エネルギー評価: 特定のファイルで集中ヒートポンプが給湯で使用されていた場合、下水の計算が間違っていた。
  • 162001 エネルギー評価: 特定のファイルでソーラーコレクタの種類の設定は、計算に影響されない。
  • 163905 ファイル/DWG/エクスポート/ÖNORM: 値が設定されてある属性のみが、DWGにエクスポートされる。
  • 163928 ファイル/DWG/エクスポート/ÖNORM: ゾーンのテキストブロックのテキスト設定が消えてしまう。
  • 163191 ファイル/DWG/エクスポート: 特定のテンプレートと変換設定の組み合わせがDWGファイルのエクスポート時に0kBの問題のあるDWGで保存される。
  • 165560 ファイル/DWG/インポート: 特定のDWGファイルを開くとクラッシュする
  • 159637 ファイル/エクスポート/PDF: 参照に回転方向が設定されていて、要素が原点から離れている場合、PDFにエキスポートされない。
  • 164938 ファイル/エクスポート/SKETCHUP: Add-onsのディレクトリで国別文字を利用すると、0kBのSketchUpのファイルのエクスポートされる。
  • 164496 ファイル/IFC: 大規模モデルのエキスポートおよびインポートの改善。
  • 159569 ファイル/IFC/エクスポート: 要素の数量がカスタムプロパティの中にエキスポートできます。詳しくはこちらをお読み下さい: Help Center
  • 162596 ファイル/IFC/エクスポート: IFCのエクスポート時に、IFC数量の’延べ床面積’と’正味床面積’が入れ替わってします。
  • 143209 ファイル/IFC/エクスポート: 傾斜壁の開口部の抱きが IFCで正しく表示されない
  • 161549 ファイル/IFC/エクスポート: 単純開口をエキスポートすると、「形状が欠落して、幾つかの要素をエキスポートすることができませんでした」警告メッセージが表示される
  • 163271 ファイル/IFC/インポート: 特定のIFCファイルをインポートするとドアの2Dシンボルが欠落し、設定を開くとエラーメッセージが表示される。
  • 165612 ファイル/IFC/インポート: デフォルトテンプレートの柱の設定で、仕上げが設定されてる場合、インポートされたIFCの柱は仕上げを継承します。
  • 147046 ファイル/IFC/インポート: 壁のニッチを Archicadのにインポートすると開口部になってしまう
  • 161699 ファイル/保存: 原点から遠くに要素が配置されていると、ファイルの移行後、要素の座標が倍増してしまう。
  • 165203 フリーズ: スプラインの近くの領域でマウスクリックをするとArchicadが反応しなくなる。
  • 163057 フリーズ: 3D要素のバックグラウンドプロセスの実行中に反応しなくなり、ユーザーが操作できなくなる。
  • 160731 フリーズ: Mac版のArchicadで、アプリケーション間の移動中に発行ウィンドウがArchicadメインウィンドウの後ろに来てしまい、フリーズしているかに思える。
  • 163391 GDL: マクロ名で利用された場合、CALLファンクションのリビルドができない。
  • 163963 ホットリンク: 特定のファイルでホットリンクの更新が行えない。
  • 161479 ホットリンク: ホスト側のファイルで、ホットリンクで取り込まれたゾーンが一覧表で正しく表示されない。いくつかのゾーンパラメータが実際の値ではなく「0」と表示されてしまう。
  • 161045 ホットリンク/ライブラリの操作 削除または壊されたホットリンクの埋め込まれたオブジェクトがホストファイルから削除されない問題。
  • 163791 インストール: ホットフィックスまたは追加インストレーションをする場合Archicadをインストールしたユーザーのみができる問題。新しく作成されたフォルダのアクセス権が制限があるのが理由。
  • 163409 モデル: 壁を削除した後、やり直しの操作を行った場合に、元の屋根との形状の交差が復元されない。
  • 157576 モデル: 3Dの整列コマンドがポリゴン壁だと適用されない。
  • 161498 モデル: 3Dテクスチャの整列コマンドが梁には適用されない。
  • 162032 モデル: 3Dの交差データのハンドリングの、チェックとコードの訂正が追加されました。
  • 161832 モデル: 湾曲梁は壁を切断しない。
  • 163209 モデル: 太陽と空のオブジェクトが矩形選択が効かない。
  • 165856 モデル: Mac OS X 10.9 Mavericks上で、アルファチャネルのテクスチャに黒い点々が正しく表示されない。
  • 165619 モデル: 壁の終端の高さが、平面図の切断面より下に設定されて配置された場合、窓に関するエラーメッセージが表示される。
  • 156754 速度: 同時に複数のArchicadのインスタンスを実行すると、速度の低下またはフリーズする可能性があります。
  • 164880 チームワーク: 高度寸法の高さの変更がサーバーに送れないので、他のメンバーが違った寸法が表示されてしまう問題。
  • 165880 チームワーク: 特別な場合に、高度寸法が原因でチームワークの参加時にエラーが起きてしまう。
  • 159171 チームワーク: 以前のバージョンで作成された、プロジェクトバックアップがBIMサーバーマネージャでインポートできない。
  • 161576 チームワーク: GDL要素でファイルの共有は出来るが、参加することができないものがあった。
  • 162760 チームワーク/編集: 複合構造をチームワークで確保できなくても編集できてしまう。
  • 160546 チームワーク/フリーズ: 多数のユーザーがチームワークに参加している場合、一覧表を参照すると不規則なスクロール、または反応が鈍い状態になってしまう。
  • 156759 ユーザーインターフェース: 3Dconnexion Space Navigatorを使用して、2Dでナビゲートすると間違った方向動作する。
  • 165663 ユーザーインターフェース: MAC OS X 10.9でArchicadをデュアルモニタで使用した時、タイトルバーの左部分にアクセス出来ない問題。

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