リリースノート
Archicad 12 ホットフィックス(製造番号2325)
商用版、教育版、体験版用
このホットフィックスには、Archicad 12(製造番号2156)リリース以降の不具合修正が含まれて おり、全てのArchicad 12に適用できます。
重要事項:
- このパッチは、VIPサービスツールを含む、グラフィソフト社製の全てのアドオンを更 新します。グラフィソフト社製アドオンと同名の他社製アドオンがインストールされている場合、パッ チインストール前に削除して下さい。
- チームワーク機能に関して – 全てのチームメートをサインアウトし、Archicadを終了 してから、パッチをインストールして下さい。全てのチームメートのArchicadを同じ製造番号にアップ グレードした後、サインインを行います。
- Mac OS X Leopard (10.5)をご使用の方へ – インストーラで更新過程が完了しない場合、Archicad 12アプリケーションフォルダの ファイルアクセス権限に問題がある可能性があります。インストールの際、管理者アカウントで Archicadフォルダ内の全てのファイルの書き/読み許可があることを確認して下さい。これには、他社 製品のアドオンやライブラリも含まれます。
インストール手順:
- 「更新を確認」ページのホットフィックス名をクリックして、ダウンロードします。
- Archicadを終了します。
- コンピュータの管理者としてログインします。
- Archicadコンポーネントの名前が変更されていないことを確認します。欠落したコンポーネン トや、名前が変更されたものは更新されません。
- Archicadをネットワークインストールしている場合、同じネットワークに接続されていること を確認します。特にノートパソコンではご注意下さい。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストーラを起動します。イン ストールにはJavaバージョン6が必要です。ArchicadインストールCDに同梱されています。
- ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。
修正項目*:
*Archicad 12ホットフィックス#1 – 製造番号2285以降。製造番号2285以前からアップグレード する際は、関連するリリースノートも必ずお読み下さい。
- クラッシュ – 自動保存の際、アンチウィルスアプリケーションが自動保存ファイルをロ ックしている場合(Macのみ)
- クラッシュ: 外部レイアウトをインポート中に貼り付けダイアログをキャンセルする際
- クラッシュ: 設定ダイアログでカーテンウォールパラメータを編集する際、IFCタブが有 効の場合
- クラッシュ: Archicad終了の際、ビューポイントから分離されたマーカーがファイルにあ る場合
- クラッシュ: ファイルを開く際
- クラッシュ: レイアウトに一覧表を配置する際
- クラッシュ: 印刷の際、一部のフォントタイプを使用している場合
- クラッシュ: [ウィンドウを閉じる]ボタンで平面図を閉じてArchicadを終了する際、ファ イルに古いホットリンクがある場合
- クラッシュ: チームワークファイルに変更を送信/受信する際、他のユーザーが中央ファ イルの属性セットを修正していた場合
- クラッシュ: Archicadを起動の際、IFCアドオンによる
- クラッシュ: 図面を更新の際、Archicad 11から移行したファイル
- ファイル: ファイルがホットリンクや図面マネージャーで利用できないボリュームを参照 している場合、コピー/貼り付け操作時に[サーバーへの接続が失敗した]という警告が表示される
- ファイル: カスタムコンポーネントがプロジェクトアーカイブ(PLA)ファイルに正しく保 存されない
- ファイル: ユーザー名にアクセント文字が含まれる場合、1年間の教育ライセンスが機能 しない
- ファイル: Piranesiの出力で太陽の位置が出力されない
- ファイル: ネットワーク上の外部図面を他のファイルに再リンクできない
- ファイル: プロジェクトアーカイブ(PLA)で全てのライブラリ部品が含まれない場合があ る
- ファイル/ホットリンク: Archicad 10以前のプロジェクトを12に移行すると、無視された ネストモジュールに属する要素に連動した寸法がホストファイルに表示される
- ファイル/ホットリンク: 3Dでホットリンクモジュールを高度変更すると、要素が重複す る
- ファイル/ホットリンク: フロアがソースファイルから削除されていると、ホットリンク の更新が失敗する
(注記: 更新後、参照したフロアがソースファイルから削除されている場合、ホットリンクマ ネージャーはホットリンク名を[欠落]した状態で表示します。また、ソースファイルの最上階以外を削 除すると他のフロアの番号が変更されます。結果としてホットリンクの参照もずれます。ソースファイ ルで4階が3階になると、古い3階を表示していたホットリンクは新しい3階を表示します。)
- ファイル/ホットリンク: ホットリンクマネージャーのホッ トリンクの順番がランダム(更新後はアルファベット順になります)
- ファイル/ホットリンク: ファイルをArchicad 12に移行す ると、ホットリンク内の半径および円弧寸法テキストの位置が変更される
- ファイル/ホットリンク: ホットリンクで使用していないレ イヤーもホストファイルにインポートされる
(注記: 更新後、Archicad 11の方式が復元されますが、レジスト リ/プレファレンスキー [HotlinkLayerCombinationEnabled] を変更することで、全てのレイヤーをイン ポートすることもできます。詳細はHelp Centerを ご覧下さい。)
- ファイル/ホットリンク: ホストとリンクファイル間でループ参照がある場合、ホットリンクの更新でフリーズする
- ファイル/IFC: 一部のIFCオ ブジェクトのパラメータを修正するとオブジェクトがずれる
- 編集: ファイルに利用できない外部図面リンクやホットリンクがあるとコピー/貼り付けが遅い
- 編集: 平面図に3Dビューをコピー/貼り付け – プロジェクトがグローバル原点から離れていると影のポリゴンがずれる
- 編集: 参照が有効で特殊スナップ点オプションが[交点間]に設定されていると、情報ボックスに選択した項目のプロパティが表示されない
- 編集: ドアや窓のカーソルキー移動が遅い
- ビュー: カーテンウォールがプロジェクト内にあり、特殊スナップ点が[交点間]に設定されている場合、平面図でのスクロール/ズームが遅い
- ビュー: 単一フロア矩形選択(細い線)で、現在のフロア以外に配置フロアが設定されている要素が無視される
- デザイン: カーテンウォールスキームの編集 – プレビューに異なるサイズの三角錐が表示される
- デザイン: 通り芯ツール – 通り芯寸法チェックボックスが機能しない
- デザイン: 通り芯ツールが展開図で無効
- デザイン: 通り芯システム – 3Dテキストがパースビューで正しい向きにならない
- デザイン: 円弧と直線の傾斜壁を面取りすると2Dと3Dでおかしい
- デザイン: 断面形状壁の垂直でない交差が3Dでおかしい
- デザイン: カーテンウォールのフレームを回転すると不正な結果となる – プレビューと操作の結果が異なる
- デザイン: ソリッド編集で壁を階段に合わせることができない
- デザイン: 分解したホットリンクグループの壁を平面図で面取りするとおかしい
- ドキュメント: 図面を他のレイアウトにコピーすると自動テキストのが更新されない
- ドキュメント: ポリゴン壁のドア/窓の輪郭がレイアウトビューに表示されない
- ドキュメント: 図面の要素が多すぎると、図面のペンセットが空白(全てのペンが無効)になる
- ドキュメント: Archicad 11以前のファイルに分解したホットリンクからの要素が含まれていると、Archicad 12に移行した際、その要素の断面および立面に連動した寸法が欠落する
- ドキュメント: 他のファイルからマスタレイアウトをインポート: インポートしたマスタの図面項目がレイアウトでは表示されるのに、マスターレイアウトビューで表示されない
- ドキュメント: ルートレイアウトブックが選択されていると、ナビゲーターで新しいレイアウトグループが作成できない
- ドキュメント: 高度寸法がプロジェクト原点に連動しない – 階高が修正されても更新されない
- ドキュメント: 建物要素に連動したラベルの修正が保存されない - ファイルを保存し開くと以前のラベルが表示される
- ドキュメント: 一部の自動テキスト項目がテキストの編集後に重複する
- ドキュメント: 平面の切断面で傾斜梁が正しい高さで切断されない
- ドキュメント: 一部の場合に、図面のソースビューにあるラベルが欠落する
- ドキュメント: Archicad 11プロジェクトをArchicad 12で開くと、外部図面のペンセットが図面のペンセットに戻ってしまう
- オプション: ゾーンカテゴリのデフォルトゾーンスタンプの変更が保存されない - 保存して開くとスタンプが欠落している
- チームワーク: 1人のチームメートがカーテンウォールのパネル、建物要素に連動したラベル、マーカーなどを編集しても、他のチームメートが変更を確認できない
- ウィンドウ: [マーカーを確認]パレット - 確認チェックボックスが状態を正しく表示しない
- UI/デフォルト: 窓設定の[抱き厚み]デフォルトを60mmに
- UI/デフォルト: 塗りつぶし [空白]→[背景]、[無地]→[前景]
- UI/デフォルト: カーテンウォール編集中の[検索と置換] フレームの[交差高度]→[交差優先度]
- UI/デフォルト: カーテンウォールフレームの[不可視]→[非表示]
ホットフィックスのダウンロード
注記: これは累積ホットフィックスで、Archicad 12製造番号2156以降に適用できます。
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