AC15-3602to3632-ReleaseNotes-JPN

Archicad 15 Hotfix (Build 3632)

リリースノート


Archicad 15 ホットフィックス-3 (製造番号 3632)

BIM ServerおよびArchicad用

最近の数週間で、Archicad 15で重大な寸法の欠落問題が発見され、修正されました。これらの問題を素早く解決するため、この不具合修正を含むホットフィックス-3(製造番号 3632)を作成しました。

ご注意頂きたいこととして、近いうちに、ホットフィックス-2(製造番号 3602)以後に発見され修正された、一般的な不具合を解決する別のArchicad 15ホットフィックスをリリースする予定があります。

ホットフィックスは全てのコンポーネントに適用されます(Archicad、BIMサーバー、BIMサーバーマネージャー、EcoDesigner、BIM Explorer、MEP Modelerおよび全ての他のGRAPHISOFT社製アドオン)。また、全てのライセンスタイプ(商用版、教育版および体験版)に適用されます。

インストーラーについて:

ホットフィックスはコンピュータ上で3つのインスタンスを自動的に検索します。(次の順序で):

  1. Archicad 15 (MEP Modeler、EcoDesignerおよび全てのGraphisoftアドオンを含む)
  2. BIMサーバー (BIMサーバーと共に自動的にインストールされたBIMサーバーマネージャを含む)
  3. スタンドアロンBIMサーバーマネージャー (これはスタンドアロンBIMサーバーマネージャーを参照します。このアプリケーションはArchicad 15 DVDからオプションとしてインストールできます。)

マシンにArchicad 15 もしくは スタンドアロンBIMサーバーマネージャーがインストールされている場合、更新するか、しないかを選択できます。

マシンにBIMサーバーがインストールされている場合、更新されていない場合は自動的に更新されます。

Archicad 15が既に更新されている場合で、Archicadコンポーネント(例、MEP ModelerまたはEcoDesigner)の1つがまだ更新されていない場合、インストーラがこれを通知しますので、更新するものを選択できます。

チームワークユーザーへの重要事項:

チームワーク作業には、全てのArchicad、BIMサーバーマネージャーおよびBIMサーバーが同一のバージョン(または製造番号)である必要があります。

BIMサーバーと異なるバージョン番号のクライアントArchicadを実行している場合、 BIMサーバーに同じホットフィックスをインストールするまでチームワークでの作業を継続することはできません。(同じBIMサーバーで作業している他のクライアントArchicadも同様です。)

従って、クライアントArchCADまたはBIMサーバーを更新する場合、同一のバージョンになるように全てのクライアントとBIMサーバーを更新しなければなりません。

インストール手順:

  1. コンピュータの管理者権限があることを確認して下さい。Archicadコンポーネントが変更されていないことを確認して下さい(例. 名前の変更)。 BIMサーバーを更新する場合は、それをインストールした時のユーザーでログインしていることも確認して下さい。
  2. ホットフィックスを実行する際、ホットフィックスは自動的にコンピュータ上の上記の3つのアプリケーションを検索します。コンピュータ上に見つかった3つのアプリケーションのそれぞれに対して、その更新状態が通知されます(「更新済」または「未更新」)。 

Archicad またはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーに関して: 

  • マシン上に複数のArchicadまたはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーがある場合、インストーラは自動的に1つを干出します。別のものを更新したい場合、[参照]ボタンを使用して指定して下さい。複数のArchicad / BIMサーバーマネージャーを更新するには、複数回インストーラを実行する必要があります。
  • インストール済みのArchicadまたはBIMサーバーマネージャーが更新されていない場合、更新しないこともできます。[今は [プログラム] を更新しない] をクリックして下さい。

BIMサーバーの更新は少し異なります

  • BIMサーバーが見つかり、それが古い場合は強制的に更新されます。ホットフィックスのインストールをキャンセルしない限り、更新をスキップするオプションはありません。 
  • 1台のマシンに1つのBIMサーバーだけがインストール可能ですので、プログラムによって特定された場所と異なる場所を参照するオプションはありません。 
  • ホットフィックスが実行される直前に、概要パネルにどの場所の、どのプログラムが更新されるかの情報が表示されます。
  • BIMサーバーが更新されている間、BIMサーバーは停止し、プロジェクトは中断されます。新しく更新されたBIMサーバーでチームワークを行うにはクライアントを更新する必要があります。

  • OSの起動時に自動的にBIMサーバーを開始したい場合はBIMサーバー設定ダイアログの [オペレーティングシステム起動時にBIMサーバーを起動] チェックボックスをチェックして下さい。

このホットフィックスで修正された不具合リスト:

  • 133590 ドキュメント/データロス: 属性が間違った順序でロードされることが原因で、ファイルを開くとき寸法が削除される。
  • 137590 ドキュメント/データロス: 異なったリノベーションフィルタのビューを変更するとき、オブジェクト上の寸法が欠落する。
  • 138584 ドキュメント/データロス: 断面図で、通り芯の寸法に寸法ポイントが追加できてしまう。この追加された寸法ポイントはユーザーが断面図から移動すると消える。
  • 141507 ドキュメント/データロス: 関連するリノベーションフィルタに従って非表示になるビューに切り替えると、オブジェクトの寸法頂点ポイントが失われる。

このホットフィックスで修正されたインストーラの不具合リスト:

  • 137596 インストール: 「silent」パラメータに加えて、新しい「nowarnig」パラメータが、既にパッチされたコンポーネントに関連して、ユーザーの画面に何もダイアログを表示しないようにする。
  • 138263 インストール: Archicadの複数の言語バージョンがインストールされているコンピュータで、「searchlanguage=xxx」パラメータで指定した言語バージョンをサイレントで更新することができるようになる。「xxx」はローカライズ用の3文字コードで、例として、INT、GER、FIN。
  • 141813 インストール: Java 1.7と互換性を持つようにアンインストーラにパッチをあてる。

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